波上宮(なみのうえぐう)とは?どんなところ?見どころは?

波上宮(なみのうえぐう)は「琉球八社」の中の「第一位」、そして「沖縄総鎮守」でもある、沖縄トップの神社。縁結びのスポットとしても有名。

 

波上宮(なみのうえぐう)
波上宮(なみのうえぐう)
波上宮(なみのうえぐう)
波上宮(なみのうえぐう)
波上宮(なみのうえぐう)
波上宮(なみのうえぐう)
波上宮(なみのうえぐう)
波上宮(なみのうえぐう)
波上宮(なみのうえぐう)
波上宮(なみのうえぐう)
波上宮(なみのうえぐう)
波上宮(なみのうえぐう)

波上宮は、沖縄県那覇市にある神社で、沖縄にある神社のトップと言える「琉球八社」の中の「第一位」、そして「琉球国新一の宮」に認定されている、「沖縄総鎮守」です。

 

波上宮の創建時期は不明ですが、波上宮がある場所は、古くから人々が海の彼方の海神の国(ニライカナイ)の神々に豊穣や平穏を祈った聖地であるとされています。

 

また、ある里主が豊漁をもたらしてくれる霊石を見つけたが、その石は自分が熊野権限であるといい、この地に社を立てて祭るように伝えたことから始まったという伝説もあります。

 

地元の人々には「なんみんさん」と呼ばれて愛されており、長年に渡って人々の信仰の場として、また景勝地として親しまれてきたことから、那覇市の史跡・名勝文化財へ指定されているほか、沖縄県神社庁の事務所も置かれています。

 

そんな「波上宮」を実際に訪れたので、その魅力や感想を詳しく説明します。

 

Main Contents
1. 波上宮の御利益
2. 御祭神・主祭神
3. アクセス
4. おすすめの参拝時間帯
5. 参拝の仕方
6. 中心のパワースポット
7. お守り
8. 御朱印
9. トイレ
10. おすすめ度は?

 

波上宮の御利益は?

波上宮を参拝するといただける御利益は、縁結びや長寿を始め、国家鎮守といった壮大なものまで沢山。

 

波上宮(なみのうえぐう)

 

波上宮を参拝するといただける御利益は沢山あり、国家鎮守といった大きなレベルのものから、落ちこぼれない、といった個人レベルのものまで、盛りだくさんです。

 

<波上宮のご利益>
・良縁祈願
・所願成就
・家内安全
・海上安全
・安産祈願
・五穀豊穣
・大漁祈願
・幸運長寿
・悪縁消除
・波の上を進むように才能が開花する。

 

もちろん、縁結びを始め、幸運長寿、子育てといった、女性にとってありがたいご利益もありますよ。

 

波上宮の御祭神・主祭神は?

波上宮の主祭神は、伊弉冉尊 (いざなみのみこと)を始めとする三柱。さらに別鎮斎としても三柱が祭られている。

 

波上宮(なみのうえぐう)

 

波上宮の主祭神は以下の三柱です。

 

・伊弉冉尊(いざなみのみこと)
・速玉男尊(はやたまをのみこと)
・事解男尊(ことさかをのみこと)

 

また、別鎮斎として、以下の三柱も祭られています。

 

・竈神(かまどのかみ)・火神(ヒヌカン)
・産土神(うぶすなのかみ)
・少彦名神(すくなひこなのかみ)(薬祖神)

 

なお、本殿のすぐ横に別宮もありますが、そちらには「天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)」や「豊受神(とようけのかみ)」などが祭られています。

 

波上宮のアクセスは?

波上宮へは「ゆいレール」の「旭橋駅」から徒歩約15分。那覇空港から車でも約10分で着きます。無料の駐車場も20台まで利用可能。

 

波上宮(なみのうえぐう)

 

波上宮へは、沖縄のモノレールである「ゆいレール」の「旭橋駅」から、徒歩で15分くらいの場所にあります。

 

バスで行く場合は、ゆいレールの県庁前駅から徒歩で「パレットくもじ前」のバス停まで行き、そこから [2][5][15][45] のいずれかのバスでバス停「西武門(にしんじょう)」で下車の後、徒歩3分で到着します。

 

那覇空港からも近く、車で約10分程度。タクシーでも千円ちょっとで到着します。

 

駐車場は、敷地内に20台まで停められる無料の駐車場があるとされていますが、社殿の手前の駐車場には5台くらいしか駐車できるスペースがありませんでした。

 

なお、すぐ横にある波の上ビーチにも駐車場があり、そこに停めて、徒歩で神社に向かっても5分もかからずにつくので、そちらを利用するのがいいかもしれません(1時間まで無料)。

 

波の上ビーチの駐車場の入り口前の道路には中央分離帯があるので、一方からしか入れません。事前にナビなどをチェックしてうまく回っていきましょう。

 

波上宮参拝のおすすめの時間帯は?

波上宮参拝のおすすめの時間帯は、観光客の少ない早朝や夕方がおすすめ。お守り・御朱印がほしい人は社務所の開いている時間が短めなので注意が必要。

 

波上宮(なみのうえぐう)

 

波上宮への参拝は24時間可能です。また、入場料も不要です。

 

また、社務所やご祈願の受付時間は 10:00〜16:15 までで、割合早く閉まりますので、お守や御朱印がほしい人は日中に訪れるのがいいでしょう。

 

一方、純粋に参拝のみでいい場合は、観光客の少ない早朝や夕方がいいかも知れません。

 

波上宮の参拝の仕方は?

波上宮の参拝方法は「二礼二拍手一礼」。

 

波上宮(なみのうえぐう)

 

波上宮の参拝方法は、一般的な神社と同じ「二礼二拍手一礼」です。

 

賽銭箱にお賽銭を静かに入れた後、二度礼をし、二度拍手、祈祷の後、一礼します。

 

波上宮のパワースポットは?

波上宮は、本殿がパワースポット。

 

波上宮(なみのうえぐう)

 

波上宮は、一の宮と言われるだけあり、参拝者は多く、近年は特にアジアからの観光客が非常に多い場所ですが、本殿にはまだとてもいいエネルギーがあります。

 

本殿に参拝するときに、感謝とともにお願い事をしてみるといいでしょう。

 

波上宮のお守りは?

波上宮は、縁結びのお守りが豊富。「縁結び御守」と「愛カナイ守(叶い守)」は、どちらも女性向けで可愛いらしく、プレゼントにもピッタリ。

 

波上宮(なみのうえぐう)

 

波上宮は縁結びで有名なだけあり、縁結びのお守りの種類が豊富です。縁結びのお守りの代表として、「縁結び御守」と「愛カナイ守(叶い守)」の二つがあります。

 

「縁結び御守」は、二つの貝をあしらったもので、可愛い男女の絵がそれぞれに書かれています。

 

一方、「愛カナイ守(叶い守)」は袋型に鈴が付いたもので、白、または青を基調とした二種類のシンプルなお守りです。こちらは、「ニライカナイ(沖縄の神界)」におわす祖霊神のご加護により「愛が叶う」という意味のお守りです。

 

「愛カナイ守(叶い守)」はサイズが小さ目で、ちょっとしたところに着けておいても全く邪魔にならない大きさです。

 

波上宮の御朱印は?

波上宮の御朱印は本格的。参拝者が多いため、御朱印をいただくには多少待たされることも。

 

波上宮(なみのうえぐう)

 

波上宮では、御朱印をいただくことが可能です。(初穂料300円)

 

御朱印をお願いすると、社務所の待合室で待つように言われます。観光客が多く、非常に忙しそうでしたが、非常に達筆で、素敵な御朱印をいただけました。

 

もちろん、波上宮の社殿をあしらった、すてきな御朱印帳もあります。(初穂料1,000円)

 

波上宮のトイレは?

波上宮にはトイレが境内に2か所。ビーチに向かう途中にもう1つあります。

 

波上宮(なみのうえぐう)

 

波上宮は比較的小さな神社ですが、トイレはいくつかあります。

 

まず、駐車場の横、二の鳥居に至る階段のすぐ手前左側にある「参集殿」の下にあります。こちらは「臨時御手洗」と書いてありますが、おそらく日常的に利用可能と思われます。

 

波上宮(なみのうえぐう)

 

二つ目は、社務所の待合室の中にあり、こちらが一番きれいです。

 

三つめは、敷地から少しだけ外れますが、駐車場から波の上ビーチに向かって降りる階段の横にあります。こちらは基本的にビーチを利用する人が使用するものと思います。

 

波上宮のおすすめ度は?

波上宮は縁結びのスポットとしてだけではなく、観光地としてもおすすめ。

 

波上宮(なみのうえぐう)

 

波上宮は、アクセスもしやすく、沖縄らしい南国の雰囲気を味わえる社殿がすてきなスポットです。

 

波上宮(なみのうえぐう)

 

すぐ横の波の上ビーチからはきれいな海も見渡せるため(ちょっと大きな橋が目の前にあって邪魔ですが・・・)、多くの観光客が訪れるのもよくわかります。

 

そのため、波上宮を実際に訪れるまでは完全に観光地化している場所かと思っていたのですが、意外に本殿には海や水のような静かなエネルギーが漂っているので、純粋に参拝が目的の人にも十分なご利益がもらえるはず。

 

お守りもかわいいし、御朱印もすばらしいので、絶対に訪れて損をしないおすすめスポットです。

 

波上宮の施設概要

住所

沖縄県那覇市若狭1-25-11

マップコード

33 185 023*60

連絡先

TEL:098-868-3697 FAX:098-868-4219

最寄り駅

モノレール旭橋駅

アクセス

モノレール旭橋駅から徒歩約15分。

 

バス[25][26][99]で県庁北口(モノレール県庁前駅)下車→徒歩で移動→
→パレットくもじ前バス停より[2][5][15][45]で西武門下車、徒歩3分。

 

那覇空港から車で約10分(タクシーで約1,200円)

拝観時間

10:00〜16:15(社務所)

休観日

特になし

入場料

無料

駐車場

無料駐車場有(20台)。混雑時は近隣の有料駐車場利用。

公式サイト

http://naminouegu.jp/